お風呂で花粉症対策をしよう!簡単にできるセルフケアの方法を紹介

お風呂で花粉症対策をしよう!簡単にできるセルフケアの方法を紹介

「お風呂でできる花粉対策はなにがある?」
「花粉を予防するにはどうすればいい?」

毎年花粉症がひどく、どうにか対策できないかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

ひどいアレルギー症状は生活に支障が出ることもあるため、なるべく花粉を近づけたくないですよね。

目に見えず非常にやっかいな花粉ですが、実は自宅のお風呂で簡単にケアができます。

今回は、花粉症で鼻づまりやくしゃみ、目のかゆみが出やすい方にお風呂でできる花粉症のセルフケアについて紹介します。花粉の症状を楽にして、ストレスから解放されたい方はぜひ参考にしてくださいね。

 

◇お風呂でできる花粉症のセルフケア

花粉は毎日の習慣である「お風呂」でも対策ができ、症状の軽減に役立ちます。

お風呂でできる花粉症のセルフケアは、以下の通りです。

  • 花粉をシャワーで流す
  • ぬるめのお湯に浸かる
  • 鼻をあたためる

それぞれ詳しく解説します

 

①花粉をシャワーで流す

浴室に入ったら、まずシャワーで全身を流し体に付着した花粉を洗い流しましょう。

外から帰宅した後は髪や皮膚など、からだ全体にまんべんなく花粉が付着しています。花粉がついたまま過ごしてしまうと、浴室にも花粉が蔓延し、かゆみや鼻水、くしゃみなどの症状が出る可能性も。

花粉が蔓延する前に、なるべく早くシャワーで流してしまいましょう。

また、花粉によって肌が通常よりも敏感になっています。洗い流す際は低刺激のスポンジなどでやさしく洗うのがおすすめです。

 

②ぬるめのお湯に浸かる

お風呂のお湯の温度はぬるめに設定しましょう。

花粉症対策に効果的と言われる入浴法は、38〜40℃のぬるめのお湯に15分程度お湯に浸かること。副交感神経を優位にしてリラックスすることで、血行が良くなり鼻の腫れが引くため、呼吸が楽になります。

一方で、熱すぎる温度での入浴は注意が必要です。

42℃以上の高い温度での入浴は、アレルギー症状を悪化させるヒスタミンが過剰に分泌されやすいため注意しましょう。

 

③鼻をあたためる

鼻詰まりがひどい場合は、湯気で鼻をあたためると症状が軽減される可能性があります。

鼻を湯気やタオルであたためると血行が促進され、鼻の粘膜の腫れが引いたり鼻腔が広がったりするため鼻の通りがよくなります。花粉症の一時的な鼻づまりの解消にも繋がるでしょう。

湯気の吸入は、ドイツやフランスなどのヨーロッパでは温泉療法の1つとして行われています。鼻がムズムズするときや鼻がつまって気持ちが悪いときは試してみてくださいね。

 

◇お風呂以外でできる花粉症の予防策

花粉症の症状を少しでも和らげたい方は、花粉を自宅に持ち込まない工夫が必要です。

お風呂以外でできる花粉症の予防策は、以下の6つがおすすめです。

  • 外出時はマスクやメガネを着用する
  • 外出は飛散量の少ない日や時間帯を選ぶ
  • 帰宅時に付着した花粉を払う
  • 窓を開けない
  • 洗濯物を外に干さない
  • 生活習慣の改善

詳しく解説します。

 

①外出時はマスクやメガネなどを着用する

花粉が気になる際は粒子を体内に入れないよう、マスクやメガネなど花粉対策グッズを着用するのがおすすめです。

マスクやメガネは小さな花粉も通さない「花粉対策専用」の商品があります。日常的に使用するものよりも機能が高いため、花粉症の方は専用のものを選ぶと吸い込む量を減らせるでしょう。

また花粉は髪の毛にも付着します。外出する際はつばの広い帽子をかぶると花粉をガードしやすいですよ。

 

②外出は飛散量が少ない日や時間帯を選ぶ

外出を控えれば花粉にさらされる回数が減るので、自宅に持ち込む心配がありません。

とはいえ、自宅にこもりっきりの生活は難しいですよね。

少しでも花粉の影響を受けたくない場合は、飛散量の少ない日や時間帯を選ぶのがおすすめです。

花粉が飛びやすい以下のような条件を避けて活動するとよいでしょう。

  • 晴れている日
  • 気温の高い日
  • 風が強い日
  • 乾燥している日
  • 雨が降った翌日

花粉は比較的日中に飛散しやすいため、朝方や夕方以降のお出かけがおすすめです。

 

③自宅に入る前に付着した花粉をはらう

帰宅時は、玄関で衣類についた花粉をはらってから、室内に入るよう心がけましょう。

衣類にも花粉は大量に付着しており、脱ぐことで室内に飛散します。

またウールなどの目が粗い衣類は、花粉が繊維に絡みつき室内へ持ち込みやすいので避けたほうがよさそうです。

ポリエステルなどのツルツルした素材は花粉が付着しにくいので、花粉の付着が気になる際は素材を意識して選んでみてくださいね。

 

④窓を開けない

花粉の時期はなるべく窓を開けずに過ごしましょう。

窓を開けると室内に空気と一緒に花粉が侵入してしまい、床や家具などに付着してしまいます。

室内の換気や空気中の花粉が気になる際は、空気清浄機の活用がおすすめです。空気を循環し清潔な空気を取り入れられるうえ、花粉を取り除いてくれます。

 

⑤洗濯物を外に干さない

花粉の時期の洗濯物は、部屋干しをするか衣類乾燥機を利用しましょう。

外に洗濯物を干すと浮遊している花粉が衣類やタオルに付着し、取り込む時に花粉も一緒に室内に入ってしまいます。

どうしても外に干したい場合は、花粉の飛散が少ない午前中に干すか、静電気を抑制する柔軟剤を使うのがおすすめ。花粉の付着を防ぎ、室内に持ち込む花粉の量を減らせます。

 

⑥生活習慣の改善

花粉症は、生活習慣の乱れによって症状が悪化することがあります。

生活習慣の乱れによって免疫やホルモンバランスが崩れると、アレルギー症状を発症しやすくなるためです。

気をつけたい生活習慣は、以下の通りです。

  • 早寝早起きをする
  • バランスの取れた食事をする
  • 適度な運動をする
  • ストレスや疲労を溜めない
  • 飲酒や喫煙は控える

規則正しい生活は、体調管理だけでなく花粉症対策にも繋がります。

 

◇お風呂上がりの症状に注意

お風呂は花粉対策に必須の習慣ですが、一時的にアレルギー症状が出やすくなることがあります。

なぜなら熱めのお風呂で交感神経の働きが活発になると、鼻の粘膜が敏感になるからです。一時的に鼻水やくしゃみなどがひどくなることもあるため注意しましょう。

また、脱衣所と浴室の寒暖差による「寒暖差アレルギー」を発症することも。

急激な温度差によって自律神経のバランスが乱れることが原因で、鼻水や鼻詰まり、くしゃみの症状がでることがあります。

ただし入浴後のアレルギー症状は一過性のものであることが多いため、それほど心配する必要はありません。

お風呂は花粉を洗い流す重要な習慣なので、症状を軽減したい方は怠らずに毎日入りましょう。

 

◇入浴後には保湿ケアも忘れずに

入浴後は、必ず保湿ケアをしましょう。

肌が乾燥するとバリア機能が衰えいつもよりも敏感になるため、花粉の刺激により肌荒れを起こしてしまう可能性があります。

入浴後はスキンケアが浸透しやすい環境なので、お風呂で体を清潔にしたうえですぐに保湿ケアをおこないしましょう。

ボディーソープや入浴剤など、保湿成分をたっぷり含んだバスグッズを使用するのもおすすめです。

 

◇エミュールの入浴剤は花粉対策にもおすすめ

お風呂でできる花粉症のセルフケアについて紹介しました。

お風呂に入る際に花粉を落とすことを意識し、入浴を行うと症状の緩和に繋がる場合があります。

エミュールの入浴剤はミネラル成分が豊富に含まれているので、浸かるだけで肌に付着した花粉や汚れを吸着し穏やかに落とせます。

毎日の習慣である入浴で効率よく花粉を落とし、快適に過ごしたい方は、ぜひ一度お試しくださいね。

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